Herbs

ハーブ

 

 ラベンダー  「香りの庭の女王」ともいわれる香り高いハーブ
 ローズマリー   料理やスキンケアなど用途が広く、おすすめの定番ハーブ
 ゼラニウム  
 バジル  料理に大活躍する人気のハーブ
 タイム  用途の広い便利なハーブの代表格
 イタリアンパセリ  
   
   

■ハーブの鉢植えつのポイント

ポイント

鉢選び:

生育旺盛で大きく育つハーブなら大きめの鉢を。

高く育つハーブなら深めの鉢などを。

それぞれ適した鉢選びがハーブの成長につながります。


成長に応じて植え替えて、一回り二回りずつサイズを大きくしていくと根がよく育ちます。

小さな苗をいきなり大きな苗で育てると、過湿になりかねません。


鉢の大きさの目安

号数×3cm=鉢の直径

例えば、8号鉢なら約24cmとなります

素焼き鉢は通気性がよし

土の乾きが早いので、乾かし気味の環境を好むハーブには向いています。例えば、ラベンダーなど。夏場は気化熱によって鉢内が冷やされるメリットもありますが、水切れには注意を。

プラスチック鉢は水もち良好

軽量で、土の乾きも遅いので、素焼き鉢よりも水切れのおそれがありません。しかし、通気性が劣る為夏場は鉢内の温度が上がりやすく、過湿になりやすいので、日差しを遮る工夫が必要。


ポイント

土と肥料について:

鉢での栽培は良質な土を使うことが大事になってきます。

ハーブ用、草花用などのホームセンターで買える培養土を用いると手軽です。

植物の栽培に適した土のブレンドがされていて、※元肥も含まれています。

ハーブはもともと、栄養分の少ない土地で元気に育つ植物が多いです。


※元肥・・・植物の苗や苗木を植え付けるときなどに事前に与える肥料のことをいいます。

       この他に、植物の生育に応じて必要な養分を追加で与えることを追肥といいます。


追肥のポイント

元肥は市販の培養土に含まれる分だけ十分です。


追肥は成長期に化成肥料を規定に従って与えましょう。

粒状、液体、どのタイプでもかまいません。


ポイント

水やり:

水は土が乾いたら与えるのが基本。

土の表面が乾いていないか、葉に元気がないか毎日チェックしましょう。

 

土の表面が乾いたら、いったん鉢の上縁まで水をためて、ゆっくり十分にしみ込ませます。

鉢内にたまった古い水や空気も外に流しましょう。


夏場

夏の水やり忘れは命とり。

水やりは朝が基本ですが、夕方にも乾いていないかチェックしてみましょう。

水切れが心配があるなら、日陰に置き、一時的に鉢皿に水をためておく方法もとりましょう。

冬場

冬は成長が鈍るので、水の量は同じでも、回数を減らして乾かし気味にしましょう。


◇知っておきたい害虫対策のこと◇

予防のために

ミントなどのハーブの香り成分には防虫予防の効果がありますが、株の状態がよくないと被害を受けることがあります。

日当たりと風通しのよい環境で、健全な株を育てることが大事です。

枯葉を整理して蒸れを防ぐ

風通しが悪いと害虫が発生しやすくなります。日頃から枯葉や混み合った枝はまめに取り除きましょう。

毎日チェック!

害虫が発生した場合は、ただちに捕殺しましょう。発見が早ければ、手で駆除することも簡単です。

薬剤が必要な場合は、「野菜類」に適用のある家庭園芸用薬剤をします。


■これだけは揃えておきたい、ハーブ栽培のための道具

<鉢>

通気性や排水性の問題からプラスチック製より素焼き鉢のものがいいでしょう。

<プランター>

軽くて割れにくいというメリットはありますが、過湿になりやすく水やりには注意が必要です。

<水受け皿>

プランターや鉢の下において、水や土が流れるのを防ぎます。

また、夏場には水切れ防止のために一時的にためておくのもいいでしょう。


<鉢底ネット>

プランターや鉢の底にしいて、水や土が流れるのをふせぎます。

<鉢底石>

プランターや鉢の底にしいた鉢底ネットの上に適量入れます。

<土入れ>

土や鉢底石を入れるときにあると便利です。


<スコップ>

土を混ぜたり、植え替え等の作業のときの用いいます。

<園芸用はさみ>

枝や根っこを切ったり、収穫する際に使用します。

<ハーブ栽培用の土・肥料>

ハーブの栽培に必要な肥料が混ぜあわせてあるのでそのまま使えます。。肥料は注意書をよく読んでから購入してください。


いずれもホームセンターや通販サイトでも購入可能です。

※インテリアにもなるおしゃれなハーブ栽培グッズは別ページに(現在工事中)。

■一戸建て&マンションでの育てる場所について

ハーブは元来丈夫な植物です。

ミントのようなほったらかしでも育つ植物もあります。

種類が豊富で、それぞれ好きな場所や環境がありますが、だいたい「日当たり良好&風通しのよいところ」で育ちます。


では、一戸建て住宅&マンション、それぞれのどのような条件があるのでしょうか。

確認していきましょう。

ハーブの効能と育成について