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 Lavender

ラベンダー


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 学名

 Lavandula angustifolia
  科名   シソ科ラベンダー属
 名前  ラベンダー
 使用部位  花部・茎
 精油の抽出方法  蒸留法
 精油の香りのタイプ  フローラル系
 ノート  ミドル
 利用方法  精油、製菓、浴用、ポプリ、クラフト
 成分  リナロール、リナリル、カンファー、タンニン
 原産地  地中海沿岸
 耐寒性  強い

 

■特徴

歴史は古く、古代ギリシアの時代からから怒りや執着を鎮め、心身の浄化に使われてきました。

古代ローマでは沐浴に用いて、香りを楽しみ、傷や炎症をおさえたり痛みを和らげたりしたといわれてます。

香料・医療に使用され、「ハーブの女王」「香りの庭の女王」とも呼ばれ、最も香り高いハーブのひとつです。

四季を通して花が咲き、品種の違うラベンダーを育ててれば、1年を通して楽しむことができます。

上手に育てれば10年以上楽しめるハーブです。

■種類

主に3タイプ

 

 

 

イングリッシュラベンダー

もっとも良質な精油成分を含む。すばらしい香りをもちますが、高温多湿が苦手で関東地方より西からは育ちにくいとされています。

私たちは主にこの品種を育てています。


 

 

 

ラバンディンラベンダー

南仏のプロバンス地方でさかんに栽培されている系統で、イングリッシュとは異なる香りの性質をもち、香料用として利用されています。

私たちは3000株を育てています。


 

 

 

フレンチラベンダー

ウサギの耳のような長い苞葉が特徴的な品種。

近年みかけるようになりました。

イングリッシュやラバンディンとは香りは劣るものの、暑さに強く初心者でも育てやすいことから、観賞用として人気があります。

育て方のポイントは下記に。

 


■花言葉

「沈黙」「私に答えてください」「期待」「不信感」「疑惑」

■育て方

ポイント

  育てる場所  日当たりと風通しがよいところ(湿気に弱く、乾燥を好むため)
 水やり  表土がやや乾いたら
 樹高  20 ~ 100cm
 分類  常緑低木
 増やし方  挿し木、たねまき
 開花期  5月~7月
 植え付け時期  3~4月、 9~10月の年2回

非常に種類が多く、高い香りを楽しむのに向く種類、上部で花壇での鑑賞に向く種類などさまざまのラベンダー。

耐寒性や耐暑性も異なるので環境や目的にあった品種を選びましょう。

乾燥した土地に自生する植物ですので過度な水やりは禁物です。

肥料も多くは必要としません。

風通しをよくするため、花が咲いたあとは、早めに花茎を切りましょう。

多年草の為、翌年も咲きます。

よく咲かせるには古枝を短く剪定するのがコツです。

湿気対策

湿気はラベンダーにとって大敵です。

蒸らさないように風通しがいいところに置くこと、剪定で対策を施しましょう。

肥料

控えめで大丈夫です。与えすぎると逆に弱くなることも。

株の植え替え時に元肥を与え、春先に追肥を少し与えましょう。

■カレンダー

栽培年間スケジュール

  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
苗の植え付け                        
種まき                        
 開花期                        
収穫期                        
作業(挿し木)                        
作業(切り戻し)                        

 

 

ちょっと休憩!


お掃除にもラベンダーを活用してみよう! 

掃除機をかけるときに、あらかじめ乾燥したラベンダーを少し吸わせておきましょう。

気になるほこりのにおいが消え、ラベンダーのさわやかな香りが部屋中にじゅうまんします。

■収穫のコツ

晴天が続いた日の午前中がベストです。

湿っているとせっかくの香りがダウン。

■利用してみよう!

料理やティーに利用してみましょう。

ドライやフレッシュな花芽はリラックス効果の高いハーブティーに。フレッシュな花を軽く揉んで、アイスティーやレモンスカッシュなどに加えると上品な風味が増します。


生花は料理の飾りにするほか、エディブルフラワー(食べるお花)として食用にも。砂糖漬けやオイル漬けにすればお菓子づくりにも重宝します。


積みたての花や葉は花束は花束やアレンジに。風通しのよい場所に逆さに吊り下げておくと簡単にドライになります。


ラベンダーシュガーを作ってみよう!

グラニュー糖50gにラベンダーのドライフラワー(花穂5~10個程度)にいれて混ぜてみましょう。

ほのかなラベンダーの香りがする砂糖で紅茶にいれて楽しんでみては?


■参考文献・・・ラベンダーに関する論文などを集めました。ここでは要旨をご紹介します。

「ラベンダーの香りと神経機能に関する文献的研究」   由留木裕子1) 鈴木敏明2)  1)関西医療大学大学院 保健医療学研究科 2)関西医療大学保健医療学部臨床理学療法学教室

アロマテラピーは、民間療法の1つで、「精油を使って病気を治す技術」と定義されている。

ここでは、ラベンダーの香りと神経機能の関係についてレビューを行った。ラベンダーが自律神経、脳波、脳血流に与える影響と薬理作用について述べた。

ラベンダーの香りには自律神経に対して、副交感神経を刺激し、血漿グリセロル値と体温、血圧を低下させ、摂食量と体重を増加させた。

脳波において自発脳波ではα波が増加し、リラクゼーション効果が高いことが示された。

誘発脳波ではSEP(体性感覚誘発電位)とVEP(視覚性誘発電位)の結果から中枢神経系を抑制すると推測された。

そして、脳血流については脳の部位で異なった報告が発表された。

ラベンダーの薬理作用としては、抗けいれん作用、鎮静作用、抗不安作用があることがわかった。

しかし、その作用機序はまだはっきりしていない。

香りは脳に対して何らかの効果があることがわかった。

「ラベンダーエキスの抗うつ様作用」 陰山亜矢* 植野壽夫** 小塩睦美* 増田秀樹** 堀内広子* 横越英彦* *静岡県立大学大学院生活健康科学研究科 **小川香料株式会社

うつ病は、抑うつ気分を特徴とする比較的罹患率の高い精神疾患であり、2008年の厚生労働省の調査では、国内のうつ病を含む気分障害の受診患者数は 104万人に達しています。さらに、うつ病は職場での長期休職や自殺との関連が深く、社会的負担のきわめて大きな疾病となっています。私たちはラベンダー エキスの抗うつ様作用を強制水泳試験(Forced swimming test: FST)により検討しました。FSTは、抗うつ薬のスクリーニング方法として繁用されているうつ病の動物モデルです。ラットを逃避不可能な水槽内に入れる と、最初は激しく水面を泳ぎますが、次第に泳ぐのを諦めて水に浮いているだけの状態(無動状態)になります。この状態は、ラットが水からの逃避を放棄した 一種の絶望状態と考えられており、臨床的に効果のある抗うつ薬によって無動時間が短縮することが知られています。私たちの研究では、ラベンダーエキス (3428 mg/kg体重)をラットへ経口投与することにより、FSTにおける無動時間が有意に短縮し、ラベンダーエキスに抗うつ様作用があることが明らかになりま した。

「脳波から見たラベンダー湯入浴のリラクセーション効果」 宮島成江 小田史郎 森谷絜 阿岸祐幸

とかく忙しく、緊張を強いられる場面の多い現代人にとって、心身の硬直、疲弊から身を守るためにリラックスした時間を持つことは重要であろう。

香りや入浴は日常生活の中で用いられ得る簡便なリラクゼーション法と言え、芳香浴は、その2つの要素を兼ね備えたものとして、さら湯入浴以上のリラックス効果が期待できる。

芳香浴は、古代エジプト人やローマ人を始め、世の東西を問わず古来から楽しまれてきた。ラベンダー精油、檜油などは、古くから血流に盛んにいて新陳代謝を活発にする目的や強壮浴として用いられ、他には鎮静効果をもつとも言われている。

アロマセラピーでは、植物の花や葉から抽出された天然の芳香物質である精油が使用される。多種の精油の中でも、ラベンダー精油は血圧降下強心強壮鎮痛鎮痙神経の鎮静皮膚の賦活など様々な効果があるといわれており、あらゆる精油の中で最も広い範囲で疾病に対して有効とされている。また、日本でもリラックうを使用目的として、最も利用頻度が高い精油として報告されている。

精油の心理生理効果の科学的な検討は、心拍数や心電図R-R間隔変動係数、脳波、呼吸数、瞳孔反応といった自律神経系からのアプローチ、質問紙による心理指標や内省報告、及び脳波の測定から行われてきた。いずれもリラックスの状態を測るのに用いられている。脳波は、大脳皮質の神経細胞の出す電気を頭皮上から記録したものであり、覚醒や緊張の程度を反映している。

自発脳波の中のα波はリラックスし物事に集中するのに最適な状態であるのに対して、β波は意識が明晰で活発な精神活動のときや、イライラしたり、緊張した状態で増加することがわかっている。香りは興奮作用か鎮静作用のどちらかを引き起こすとされているが、随伴性陰性変動(CNV)によってその作用が検証されることが多い(鳥居、1986)。Fmθは特に課題作業中におけるリラックスや注意集中の状態で増加することが知られている(大平と海野、1994)。

ラベンダー精油の経鼻腔吸入によるリラックス効果については、柳生ら(1992)は全頭と中心部におけるα波の増加を報告した。香りと嗜好の関係では、斎藤と柳生(1995)はラベンダーの香りを快と感じる軍でα波帯域の増加とβ波帯域の減少を認め、不快と感じる郡ではα波帯域は変わらず、β波帯域の増加を見ている。また、鳥居(1986)や岡崎(1995)はCNVの変動からラベンダー精油の経鼻腔吸入は鎮静作用を持つことを報告している。

37-39℃の微温浴入浴では自律神経の副交感神経が優位に働き、リラックス効果があるとされている(金子、1991)。入浴時の脳波の検討については、萬と田中(1995)は38℃の入浴において出浴5分目にα1波の増大を報告し、38℃の入浴がリラックス効果があったことを確認している。

以上のようにラベンダー精油や微温浴はそれぞれ鎮静・リラックス効果を有している。すでに我々は、ラベンダー精油を今夕した入浴(ラベンダー湯入浴)のリラクセーション効果について、自律神経昨日の指標としての心拍数、CVr-r、皮膚温、並びに気分に関する心理指標を用いて検討した結果、副交感神経機能を対照湯よりも強く亢進し、交感神経機能を抑制して、心理的にも快適感を増加させ、リラックスした状態をもたらしたことを報告してきた(宮島ほか、1997 a:1997 b)。リラックスした状態をさらに多角的に検討するには、自律神経系よりも高次の機能である感情や意識の状態を表しうる脳波についての検討が必要である。

「ラベンダーオイルを用いた足浴が生体に及ぼす影響」 1)伊藤佳保里 2)佐伯香織 3)沼野美沙紀 4)篠田貢一 5)藤井徹也

1)名古屋大学医学部附属病院、2)沖縄県立看護大学大学院保健看護学研究科博士後期課程、3)名古屋大学大学院医学系研究科博士前期課程、4)澤田病院、5)名古屋大学医学部保健学科

 

要旨

本研究は、ラベンダーオイルを用いた足浴の有効性の検討を目的としている。対象は、月経周期による自律神経への影響を受けにくい成人男性8名とし、それぞれラベンダーオイルを用いた足浴(以下、香りあり群)と用いない足浴(以下、香りなし群)を行い、自律神経や気分に与える影響を明らかにするため実験研究を行った。足浴を10分間行い、足浴前15分から足浴後30分までを安静坐位とし、HF成分(副交感神経系活動指標)・皮膚表面温・皮膚深部温・血圧・主観的評価の観点から、2 群を比較した。その結果、香りあり群では上肢皮膚温が足浴中・足浴後数分で有意に上昇し、香りなし群に比べ上肢皮膚温の上昇が持続した。また、血圧については香りあり群で安静25~30分に有意に低下し、HF成分についても香りあり群で安静20分前後に有意に上昇した。これらより、ラベンダーオイルを用いた足浴で副交感神経活動が亢進されたことが示唆された。

 

序文

足浴は皮膚を清潔にするという目的のみならず、疼痛緩和や不眠への効果を目的としてしばしば行われる看護援助である。足浴については、皮膚温・皮膚血流量・心拍数・血圧や呼吸数などを指標とした研究により、副交感神経活動の亢進や皮膚温の上昇を示し、不眠への効果やリラックス効果があることがすでに報告されている。

アロマテラピーで用いられるエッセンシャルオイルには、鎮静作用や抗不安作用・抗炎症作用などの薬理作用があり、看護の場面でも導入の動きがみられる。エッセンシャルオイルの中でも、ラベンダーオイルの鎮静効果は広く知られており、ラベンダーの香りを吸入することで交感神経活動が低下し、皮膚血管の拡張、血流量の増加、血圧に影響を与えるという報告がある。また、ラベンダーオイルを用いたマッサージに関する研究でも、ラベンダーオイルの使用により皮膚の血流量が促進され、副交感神経が優位になることが報告されている。

上記で述べられているような、リラックス効果の得られる足浴とラベンダーオイルを組み合わせた研究もいくつか行われている。ラベンダーオイルを用いた足浴は心理的にネガティブな気分を軽減させるという報告がある。また、足浴中のラベンダーオイルによる嗅覚や皮膚感覚への刺激が脳への刺激となり、脳が活性化されることによってリラックス効果が得られ、さらにその効果が持続することが報告されている。

しかし、これらの先行研究は成人女性を対象として行われており、月経周期などによる自律神経活動への影響が考えられる。また、女性では月経周期や香りの嗜好などによって皮膚表面温へ影響があることが報告されている。。そこで今回は、自律神経活動への影響を受けにくい成人男性を対象とした。成分・皮膚表面温・皮膚深部温・血圧・主観的評価の観点から、ラベンダーオイルを用いた足浴と用いない足浴では、自律神経や気分に与える影響にどのような違いがあるかを明らかにすることによって、ラベンダーオイルを用いた足浴の有効性を検討することを目的とした。

「匂い刺激のエネルギー代謝に対する影響とその機構-グレープフルーツとラベンダーの芳香の効果」 大阪大学蛋白質研究所 永井克也

はじめに

グレープフルーツの匂いに肥満の予防効果があるのではないかと考えられていたが、Hazeらはグレープフルーツを含む種々の匂いが交感神経に影響を与え得ることを示唆するデータを、心電図に基づくヒトでの心臓を支配する交感神経の相対的評価により提出した。

新潟大学名誉教授の新島旭先生と筆者らはこの報告を契機として、種々の匂い刺激後のラットの自律神経活動を測定した。さらに、その結果をもとに摂取量、体重、脂肪分解などに与える影響についても検討したとろこ、グレープフルーツとラベンダーの匂い刺激が自律神経系の制御を介して、それぞれ異化的と同化的に作用して、エネルギー代謝に影響を与えることを示唆する結果を得た。

「異なる香りによる脳内酸化ヘモグロビン濃度および気分への影響」 芳賀三紀子1) 小口江美子2) 浅野和仁3) 1)昭和大学保健医療学部看護学科4年 2)昭和大学大学院保健医療研究科 3)昭和大学保健医療学部作業療法学科

要旨

香りを嗅ぐことで脳血流にどのような変化が生じるのか、どのような気分変化が起きているのか、近赤外線分光法(NIRS:near-infrared spectroscopy)を用いて、前頭部から即頭部にかけての脳内酸化ヘモグロビン(HbO2)濃度を測定し、その変動と気分変化に及ぼす香り刺激の効果を検討した。被験者は健康な女学生で、使用した香りは、ミルラ、グレープフルーツ、ペパーミント、ラベンダーの4種類であった。被験者には上記4種類の香りを2分間嗅がせた。香りの種類の変更に際しては1分間の休憩をとった。

ミルラ、グレープフルーツ、ラベンダーの香りを嗅がせたところ、脳内HbO2濃度が増加したが、ペパーミントでは脳内HbO2濃度は減少した。香り刺激1分後に被験者の気分をフェイススケールで測定し、実験終了後に被験者の感想を聴取したところ、脳を使って考えることや強い香りを深いと感じることにより、脳内HbO2濃度は増加した。

この結果から香りによる心理効果は脳血流と関連し、また従来より伝えられてきた各香り固有の結果は、被験者の現在置かれている状況や過去の背景に応じて変化することが示唆された。

 

考察(ラベンダー抜粋)

ラベンダーオイルは、アロマセラピーにおいては最も知名度と使用頻度の高い精油であり、多くの研究報告がある。そのほとんどが鎮静効果を示唆するものであり、中枢へのう効果では随伴性陰性変動の低下が知られており、抹消への効果では、匂い刺激直後に平均血圧、最低血圧、唾液アミラーゼ活性が有意に低下し、ラットにおいて副交換神経活動を促進することを示唆する報告や、「落ち着く」「ゆったりした気分になる」などの心理的効果と皮膚血液量の増加、皮膚電気抵抗値(GSR)、最高血圧の有意な低下に関する報告などがある。これらの報告からラベンダーの鎮静効果により脳内HbO2濃度は減少するものと予測したが、今回mラベンダーの香りによりHbO2濃度は増加した。被験者は実験後の感想で香りが強かったと述べた。ラベンダーの香りは、10倍希釈液の匂いでは、10%の人が快と感じ、85%が不快臭と感じるのに対し、逆に25倍希釈液の匂いでは、32%の人が快と感じ、21%が不快臭と感じているという報告がある。香りが強い場合は、リラックス効果が高いとされるラベンダーの主成分であるリナロールや酢酸リナリルの香りを感知するのみでなく、ごく少量含まれる1.8シネオールやカンファー等の刺激性の香りも臭細胞が感知した結果、不快な香りとして脳が判別する可能性もあり、アロマの香りは刺激の強弱により、その結果や逆の結果をもたらすと考えられている。今回の実験では、ラベンダーのエッセンシャルオイルの瓶を5セ

「認知症の精神行動異常(BPSD)患者のためのラベンダーのアロマテラピー」 仙台富沢病院 藤井昌彦 山本武雄 佐々木ゆり 森谷真知子 今野美由紀 秋田看護福祉大学 佐々木英忠 畠山禮子 福岡裕美子

「ラベンダーの香りがストレス負荷時の睡眠中の自律神経活動に及ぼす影響」 左達洋美 齋藤順子 永井正則

「事前のラベンダーの香り暴露がネガティブな視覚情動刺激による疲労や神経内分泌システムの変化に及ぼす影響(パイロットスタディ)」 九州大学病院院長 久保千春 自然科学研究機構生理学研究所博士研究員 吉原一文

                                                                                       九州大学病院診療内科 助教 古川智一